超適当なアイドル私論

70's...[<虚像>の背後には<実像>が存在]という了解

山口百恵「マイクをステージに置き」引退
キャンディーズ「普通の女の子に戻りたい」


 ※転換期...ピンクレディー「歌に付与された数々の物語」「キャラクター商品化」

80's...[<虚像>の完成と暴走]

松田聖子「完全なるアイドルシュミレーションの権化」

 
 ※おニャン子クラブ「アイドルシュミレーションのゲーム」


→素人もアイドルになれる
(アイドルAV女優、女子大生ブーム、ピンクサロンetc...)
 

90's以降...[<虚像>解体と分業化]

グラビア/アーティスト/女優/・・・とジャンル細分化
少数の例外を除き(全盛期の広末涼子など?)80'sまでの意味の総合的な「アイドル」は成立せず


 ※芸能暴露ジャーナリズムの加熱→積極的にアイドル幻想を解体させる動き


→最初から<幻想>を持ち込まず
 「普通の女の子」が「アイドル」を「する」というスタンスが濃厚になる


→新たなジャンルの開拓→まだ<幻想>が解体されていない場所へ
アイドル声優、アニメキャラ自体への傾倒etc...)



[補]<幻想>解体後の振舞い方(ゆうこりんしょこたんの対比)

ゆうこりん-小倉優子 [アイドル<幻想>要素に積極的に溺れて身を任せようとする]

しょこたん-中川翔子 [アイドル<幻想>要素の積極的な消費者であろうとする]

あくまでもアイドル史論じゃなくて「私論」でしかないです。*1
こんな論に当てはまらないアイドルが沢山いることでしょう
最終的に私がやりたかったのは
ゆうこりん」と「しょこたん」だけなんで最初の方はネタです

ネタ元

中森明夫氏の文章と大塚英志氏の文章と「動ポモ」

*1:そして試論