ふしぎの国のアリスPOP WORLD in the 図書館
今から1ヶ月程前の話、地元の図書館にある1冊の新刊が来ました。
- 作者: はやのみちよ,ぽっぷ
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2006/04
- メディア: 大型本
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ワーォ!
発売当初、巷で噂になっていたポプラ社の萌えアリスが我が図書館にも降臨す。
いやぁ。落ち着かねぇ。この本が「児童書」としてラベリングしてあるのが落ち着かない。
自意識過剰だから児童書の中にエロ本がある感じがする。明らかにこの本だけ浮いてるんですけどぉ。
というか図書館の選書担当者は何故、発売から僅か1ヶ月しか経っていない段階でわざわざこの本を購入したのか?
オレの為に買ってくれたのかい?そうなんだろ?オレあんまり税金払ってないけど。
なんか、図書館サイドがこの本購入する際の状況が気になる。
多分「ポプラ社の児童書の新刊」の一つとして他の本と一緒にごくごく普通に通過してきたんだろうなぁ。
そんな、にんともかんとも感に襲われながら図書館でボーゥッとしていると
5,6才の女の子が「萌えアリス」を手にとって一生懸命読んでるではないか。
そんで最終的にはその本借りていっちゃったよ。
オレが借りようと思ってたのに.......じゃなくてw*1
「ふしぎの国のアリス」の本は他にもあるのに、何故これをォォ。
親御さんも完全に「萌えアリス」を借りることに関してはスルーしてるし。
因みにその女の子は一緒にかいけつゾロリを借りていきました。
後編 かいけつゾロリのなぞのおたから大さくせん (39) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の新・小さな童話)
- 作者: 原ゆたか
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 単行本
- クリック: 26回
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いや、2冊とも同じポプラ社ですけどね。ハハハ
googleさんとはてなで検索した(引用元の方々有難う御座います)
- 本屋のほんね 2006-04-19
ポプラ社の絵本だというのに、絵が思いっきり萌え絵ということでどこに陳列すべきか、朝から議論になった一冊
(中略)
ポプラ社さんの営業さんは「萌えコーナーに陳列をお願いします(キッパリ)」
やっぱり、本屋さんでもこの本の置き場所を巡ってのゴタゴタがあったんだ。
でも残念ながら図書館には「萌えコーナー」が無い。
195 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2006/04/17(月) 00:03:21.92 id:KywIKL5d0
名作に対する冒涜。
子供だからこそ、原典の味わい深い挿絵とオリジナルの文章に触れさせるべき。
こういう企画をする出版社の良識を疑う。
ふむ。図書館には一応、原典に近いものもあるわけだしね。
- ネコプロトコル - ふしぎの国のアリス POP WORLDさん。2006-05-03
素でターゲット層が不明すぎる。(中略)コドモの親に訴えかける絵柄とも思えないし(中略)
「ネタからベタへ」っていう言葉はこういうときに使えばいいのかな?
私が見た親御さんは普通の絵本と同等に扱っていた。多分「萌え」概念を知らないと
この絵を見ても何にも感じないのではないか?それは「萌え」を知らない子供もそうだと思う。
つまり、この1冊の本でこんなにワーキャー騒いでいるのはあの図書館内では私だけだったということ。
*1:結局1ヶ月後の今日借りました