こりん星が消滅しても小倉優子が幸せになれるならそれでよい

よゐこ」濱口&ゆうこりんが熱愛!

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2006/08/24/03.html

よゐこ」の濱口優さんと小倉優子の親密交際のニュースを聞いて
久しぶりに小倉優子様について妄想してみたくなった。



こりん星の崩壊から小倉優子を考える。<ベタこりん星>から<メタこりん星>へ

こりん星という「ネタ」誕生
中学時代に友達同士で「もうひとつの名前」をつけるのが流行り、小倉優子は「ももか」と名付けられる。
その後自宅(千葉)から東京に電車で通うときの暇つぶしの妄想がこりん星とのこと。
このあたりの経緯は初期のDVD内のインタビューなどで確認できる。


・「ベタ」に<こりん星ネタ>を使っていたとき
初めて聞くネタに一部の人は群がった。
お笑い芸人も最初のうちは興味を示して、ネタを振ってくれる。


(例):「全部お菓子で出来た星です」、こりん星の挨拶作法として語尾に「りんこ」をつけるetc..


こりん星のメジャー化、ネタの使いまわし、そして使い捨て。メタ化へ
だが、小倉優子はあまりにもメジャーな存在になってしまった。こりん星のネタも飽きられつつあった。
そこで、小倉優子は「メタ」な<こりん星ネタ>を振りまくことで窮地を凌いだ。


(例):こりん星は港区にある。こりん星から来てない事くらい承知してますetc..


しかし、本来はカウンターであるはずの「メタこりん星ネタ」の過度の使用は小倉優子を蝕んでいた。
2006年7月29日の『恋のから騒ぎ』ゲスト出演時の発言などをみるとその崩壊ぶりが解る。

「(芸能人として)疲れちゃった。でも現場に優子が行かなかったら大変なことになるから、行かなきゃなんない」
「そういうこと言うから芸能界を辞めたくなるんですよ」


まさに末期状態だ。
今の状況だと「ベタ」に面白い存在である中川翔子の方が注目度が高くなってしまうのはしょうがない。



スタッフの前時代的対応から考える。「ゆうこりん「浜口…」質問で会見中止」

発表会後に用意された会見の途中で取材陣が「浜口さんとは…」と聞いた。
その瞬間に事務所スタッフが「会見を中止します!」と割って入り、
ゆうこりんは無言で会場を後にした。

http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20060824-80111.html


最近のアイドルは割とあっさりと交際を認めたり「仲の良いお友達です」と言ったりするけど
今回の報道に対する小倉優子サイドの対応は、ある意味前時代的で面白い。
きっちり「アイドル幻想」を守ろうとしているのか、なんというか。


その過剰な対応が小倉優子「幻想性の高いアイドル」だということを逆説的に示しているかのようだ。


私は、<幻想の小倉優子>を見ているのであって<現実の小倉優子>はこの目には見えないのです。
たとえ、アイドルイベントに参加して、直接小倉優子に会ったとしても
そこで小倉優子は<幻想>を提示し続けるわけですから
メディアを介して小倉優子と接するのと変わらないのです。
違うのは、自分以外にも「積極的に小倉優子に騙されてる人」がいるということを確認できることだけです。



06/11/07追記:<天然orキャラ作り>という安易な対立は不毛だ

素晴らしい文章を発見してしまったので、追記する。
http://d.hatena.ne.jp/nanari/20060817−好きだよという気持ち、の断片(2006-08-17

一人の少女が、自分のために大事に暖めていた世界を、そのようにして笑うべきではない

つまり彼らは、何かを演じるための安定した本質的主体があって、
それを覆い隠す仮面として演技があるなどと信じようとしているのだ。
しかし現実と虚構は、そのように綺麗に区分けできるようなものではなかったはずである

まさしく、その通りである。この方は本当に素晴らしいと声を大にして叫びたい。(もう叫んだ)
以上の引用で全て事足りるのですが、以下少しだけ私見を書かせていただきます。

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小倉優子は天然かキャラ作りか」という安易な二元論は最も愚かである。
また、よく「THE 夜もヒッパレ」というテレビ番組に出演している小倉優子
現在とはあまりにもかけ離れたキャラである事実をもって
鬼の首を取ったように「小倉優子は作り」と宣伝する輩がいるが、あんなものファンなら誰でも知ってるはずである。
というか、初期のDVD作品を見れば、喋り方や顔のほくろの数の違いなど一目瞭然なのだ。


しかも、こりん星のネタは喋り方が事務所の先輩に近いとウワサの初期の頃から、言い続けているのである。
従って、小倉優子の現在の振る舞いやコミュニケーションの作法は
ある日突然変化したというよりは、
潜在的にあった特殊なコミュニケーション技法の素養と
<妹キャラ>の世間的希求や一般的認知や、事務所の戦略などの
外的条件が上手く重なった結果に生じたものと考えるべきではなかろうか。

                • -

おまけ:ネットメディアのコピペ(順不同)

中日スポーツホームページ

ゆうこりん怒りんこ 熱愛質問に即会見中止

http://chuspo.chunichi.co.jp/00/hou/20060825/spon____hou_____002.shtml

タイトルが秀逸。


ZAKZAK

【業界日記】ゆうこりん“危機管理”の不手際

記者会見での対応いかんで、消費者の反感を買う事件が増えているが、

http://www.zakzak.co.jp/gei/2006_08/g2006082514.html

こちらもタイトルは秀逸。


SANSPO.COM

ゆうこりん会見打ち切り…よゐこ・濱口の話題にスタッフ“乱入”

事務所の対応は、あまりに大人げないような気がするが…。

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200608/gt2006082504.html


livedoor ニュース - 「よゐこ」濱口&ゆうこりんが熱愛!

不思議キャラで知られる小倉も、ひと回り年上の濱口の前では1人の女性としての表情を見せているようだ。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2359586/detail

適当なコメントですね


さすがに全ての記事を捕獲するのは止めましょう。
後は、めちゃイケでネタになればいいね