ジョック・スタージス写真展(ときの忘れもの)見て,U-15アイドル見て

Imamu2007-08-19



少女の目に吸い込まれそうになった。


ヌーディストの家族のポートレートを撮り続けているという写真家
ジョック・スタージス(Jock Sturges)の写真展に行った。


写真展は少女ヌードの写真が目立つ。というよりほぼ少女ヌードである。
被写体の人物たちは
「裸であること普通でしょ」とでも言わんばかりに、ただそこに居る。


しかし「服を着ていることが普通」な世界に暮している私は戸惑う。
これはとても綺麗な写真だ。余りにも綺麗すぎて私は戸惑う。


写真展から帰ってきて、時空警察ヴェッカーシグナを見る。
前回の放送で鮎川穂乃果さん演じるロリロリメイドな秋葉えみりが
実はロボットであることが判明し、大爆笑、ではなく吃驚仰天し涙した私は
あまりにもベタにツンデレをする冬木玲菜(しほの涼さん演じる)に大爆笑、
ではなく可愛さを感じつつ、仲村みうさんのクールな演技に対して
是非思いっきりお尻を蹴られたいとマゾっぽい妄想をしつつ
結局一番好きなのは、
エンディング曲が流れている時に映る舞台裏の彼女達の姿だということを
再度確認するのであった。




別に
「ジョック・スタージェスの写真は芸術だから良くて、
 U-15アイドルの写真集はエロに傾斜しているからダメだ」
などとは言うつもりは無い。
芸術写真とチャイルドポルノの境界は曖昧で陽炎のようなものであるような気がしている。


ただ、ジョック・スタージェスの写真にはあって
多くのU-15写真集にはないものがあるような気がしてならない。
それが何なのかは解らないが。


ジョック・スタージェスの写真は優しい。
多くのU-15写真集は優しくない。
と感じるのは私の偏見であろうか。


では、何故優しくないといけないのか?
そう考えたときに、返す言葉が思い浮かばない。


「ネットで裸が見られる時代にアイドルなんて意味ないだろう」
と、誰かが言った。
私は睡眠薬を噛み砕きながら、死ぬ方法を数えつづけた。
産土の神に捧げた残胃胃石は、何時しか漂流岩屑となる。


漿液性の少女症状に陥りながら思考する。
少女の「意思の欠缺」について。
個人として心裡留保をしたり、結託して通謀虚偽表示をしてみせたり。
もちろん錯誤もあるだろう。
表示主義的な要請と意思主義的な要請の混乱。


明らかな冗談だと判断できる契約は無効となるのだ。
モーニング娘。としての約束」など無効だ。


死ぬ方法を数えつづけた。

  • 参考

・ジョック・スタージス Jock Sturges ときの忘れもの
http://www.tokinowasuremono.com/artist-d00-hoka/025J_Sturges.html


時空警察ヴェッカーシグナ
http://www.vap.co.jp/wecker-signa/index.html